レーシングギアの使用期限について

ヘルメット

使用開始から3年を目途に交換を推奨しております。

使用開始から3年以内であっても、転倒などで衝撃が一度でも加わった場合は使用しないでください。

また、内装のへたり、あご紐のほつれ等で適正に装着できない場合や、発泡スチロール(衝撃 緩衝ライナ)の熱による膨れ等の変形は衝撃吸収性能の低下を招くため、交換の目安となります。

また、製造後10年以上経っているヘルメットはJAFの公式戦では着用できなくなくなっております。

たとえ新品未使用でも、購入から10年経っているヘルメットは内部の衝撃九州素材の老朽や表面の劣化が発生している可能性があるため、新品同様の性能が維持できていない可能性がありますので安全性を考えていただき、ご使用はお控えください。

※購入から3年過ぎたヘルメットで事故にあった場合、SGマーク賠償制度の対象外となります。

※アライヘルメットでは、SGマーク(製品安全協会の被害者救済制度)の有効期限(ヘルメット着用開始から3年)を目安にお買い替えをおすすめしております。



レーシングスーツ/シューズ/グローブ/アンダーウェア

(「FIA8856-2000」規格の期限)

2022年からFIAの耐火安全ホモロゲーションナンバーが「FIA 8856-2000」から「FIA 8856-2018」へと更新されております。

これまでの「FIA 8856-2000」のスーツで、なおかつFIAのホログラムが付いていないアイテム(2012年12月31日以前に製造)は、FIA公認競技だと2022年12月31日までしか使用ができません。

しかし、JAFの国内格式以下の競技でしたら、2024年12月31日まで使用が可能です。

ホログラムのあるスーツでしたら、2028年12月31日まで使用可能です。

また、新しいFIA 8856-2018規格品は「製造から10年の使用期限」が定められており、製品本体には「使用期限」が表示されております。

古い規格の「FIA8856-2000」製品は、走行会や草レースなどでは使用可能となっております。


FIA 8856-2000規格品はいつまで使用可能か?

ホログラム装着の有無によって、FIA認定期限が異なる為、公式レースでの使用期限が異なります。


【レーシングスーツの場合】

ホログラム無し
2022年12月31日まで使用可能(FIA国際格式レースの場合)
→JAF国内格式以下の公認競技では「2024年12月31日まで使用可能」

ホログラム有り2028年12月31日まで使用可能と想定


【レーシンググローブ、シューズ、アンダーウェアの場合(ソックスを除く)】

ホログラム無し
2023年12月31日まで使用可能(FIA国際格式レースの場合)
→JAF国内格式以下の公認競技では「2025年12月31日まで使用可能」

ホログラム有り2028年12月31日まで使用可能と想定


ソックス

ソックスにつきましては、他アイテムとはルール制定(ホログラム貼り付け義務)のタイミングが異なり、2016年1月1日以降に製造された製品についても、ホログラムが貼り付けられていない製品が存在します。
その為、FIA 8556-2000規格公認品であれば、下記の通りとなっております。

FIA国際格式レースでは2023年12月31日まで使用可能。

※JAF国内格式以下のレースでは2025年12月31日まで使用可能。

公認競技以外でしたら使用可能です。